地域資源の高度利用と新製品開発に関する研究
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概要
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県産酒造好適米吟の夢、風鳴子(平成11~14年産)について精米試験、醸造試験を行った結果、風鳴子は心白がやや大きすぎ、精白米にバラツキが見られるものの、吸水速度が速く、醪の溶解性に優れ、また、精白歩合50%にもかかわらず、40%精米の吟の夢や山田錦とほぼ同等のアミノ酸の低い酒が得られた。また、吟の夢は本県での栽培適正に優れた品種であるが、山田錦とほぼ同程度の醸造適性を備えた優良な品種であると考えられる。また、栽培時に施肥量が多い場合、粗タンパクが高くなり、醪の溶解性が悪く、また、酸度およびアミノ酸度が高くなるなど、醸造適性(酒質)が低下した。
- 高知県工業技術センターの論文
- 2003-11-00
高知県工業技術センター | 論文
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