植物染料に関する研究
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概要
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植物染料による染色で最大の課題は染色堅ろう度である。この改善を図るため、13種類の植物を用い、染色堅ろう度特性の分析を試みた。染色条件との関係では、染色濃度が高くなるに従い、耐光堅ろう度は向上し、洗濯、汗、摩擦堅ろう度は低下すること、銅媒染は染色堅ろう度が著しく不良であること等が判明した。植物染料の種類との関係では、植物染料ごと染色堅ろう度は大きく相違し、また、染色堅ろう度の成績から植物染料をいくつかのタイプに分類できることが判明した。
- 長野県情報技術試験場の論文