素人による食品の評価と食行動 : 栄養指導場面の参与観察と高齢者を対象としたインタビュー調査から
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概要
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本稿の目的は質的調査に基づき、健康の保持・増進を目的とした栄養指導において伝達される専門家の知識が、指導の対象者である素人にどのように伝わっているかを明らかにすることである。そして、現時点での両者の認識の異同と、それに関わるコミュニケーションが(直近の)栄養指導においていかなるものであったかを検討する。さらに、素人がもつ「食べ物」に対する認識が、現在の食生活とどのような関係にあるかを明らかにする。