相手の立場に立つとは? : 共感に対する認識の分析
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概要
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この研究の目的は、「共感」の認知面である「相手の立場に立つこと」に焦点をあて、介護学生が「自分をイメージする」方法をどのように認識しているのかを明らかにすることをであった。介護学生61名を対象に調査を行った結果、「相手の立場に立つこと」を「共感」の一つとして捉えている学生が多いことが明らかになった。また、「自分をイメージする思考方法」を「相手の立場に立つこと」だと捉えている学生が多くみられた。一方、それは「相手に近づこうとする方法」の一つではあるが、それだけでは「相手の立場に立った」というには不十分だと捉えている学生も少数ながらいることが明らかになった。
- 岡崎女子短期大学の論文
- 2005-03-25
著者
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