スウェーデンにおける学齢障害児のパーソナルアシスタンス<海外動向>
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概要
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本稿では、スウェーデンにおいて学齢障害児が充実した地域生活を送るためのキーパーソンであるパーソナルアシスタンスの意義を検討した。結果、学齢障害児のパーソナルアシスタンスは1969年に公的に導入され、現在はLSSにより保障されていること、アシスタンスは包括的に充足的に学齢障害児の生活の質を高めていること、LSS制度後アシスタンスの選択・変更がより容易になったことが明らかとなった。また、アシスタンスに関連したサービス内容に関するコミューン間の格差の縮小とアシスタンス養成・再養成の検討が今後の課題として示された。
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