A児とともに:情緒障害学級における実践<教育実践>
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概要
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ADHDをはじめ、特別な教育的ニーズを有する児童が、通常の学校に多く在籍しているが、通常学級一人の担任では対応できない状況が、現在至るところで見られるようになっている。本校では、情緒障害児学級が新設され、教育条件も整ってきた。そのような中で、ADHDをもつ児童に焦点を当てた取り組みが進められたことで、ADHDをもつ児童の願いを汲み取った実践がささやかながらも進められたように思っている。本稿では、パニックの要因を分析し、「ほめる」「共感する」を基盤に対応することの大切さや、ADHD児に絵を描くことをとおして自分を見つめさせ、自己コントロール力をつけさせようとしたこと、さらに、地域や家庭と連携した取り組みなどを中心に報告する。
- 全国障害者問題研究会の論文