カキ培養シュートの発根に及ぼすオーキシンの種類と処理濃度の影響
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概要
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茎頂培養によって増殖したカキのわい性台木の培養シュートからの発根誘導方法を確立するため、静岡県柑橘試験場落葉果樹分場で選抜された早生次郎の台木個体のNo.3の培養シュートを用い、発根誘導に及ぼす8種類のオーキシンとその処理濃度との関係を調査した。その結果5.6-Cl12-IAAを500mg/l溶液を浸漬処理した時、発根率と発根数が最も高い値であった。他のオーキシンは、無処理区とほとんど変わらない発根率であったことから、No.3の培養シュートに対する発根誘導効果ははとんど無いものと考えられる。
- 静岡県柑橘試験場の論文
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