21世紀の海洋環境問題 (ECOSET′95〔海洋・河川における生態環境技術に関する国際会議〕特集) -- (ミティゲ-ション特別セッション)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
日本における環境対策は、公害系環境対策と自然環境系対策に分けられる。日本では公害系環境対策が重視され定量的環境基準を設けて、海域汚染の防止に効果を上げてきた。自然環境系については定量的評価が困難で対策が進んでいない。Mitigationには3つの要素がある。それは、(1)環境影響を避ける、(2)環境影響を最小化する、(3)代償措置を講じる、である。日本では環境アセスメントの実施により(1)(2)については効果を上げているが、(3)についてはあまり実績がない。現在(3)についての対応を検討中であり、日本国としての決定はまだ行われていない。(3)について開発途上国への敷衍を考慮する立場から若干の私見を以下に述べる。
- 日本水産工学会の論文
著者
関連論文
- 若狭湾における内部波の挙動とDSL分布の関係
- 底泥における酸素消費速度に関する研究
- 水産工学における新たな価値観
- 養殖場の酸素収支に関する研究
- 内部慣性重力波の海底地形による変形に関する研究
- 内部慣性重力波の波速に関する研究
- 山陰-若狭湾海域に見られる風による内部波の発生
- 藻場生態系のための有機物排出量に関する研究
- 一様流の場合の閉鎖性湾の海水交換機構に関する研究
- 千潟におけるアサリの環境浄化能力 : 塩分の反応について
- 環境要因評価法による環境造成計画法の開発
- 深層水湧昇利用に向けた内部波エネルギー調査
- 海域肥沃化の原理と肥沃化の方法 (総特集 海底構造物による海域の肥沃化)
- 岬先端より発生する剥離渦の特性
- 密度流拡散装置の研究開発
- (29) 密度流拡散装置の研究開発 : 平成10年春季講演論文概要
- 網・布を用いた流出油の回収技術の開発
- 環境要因評価法モデルの開発に関する研究
- 流体力網なりを利用した養殖いけすの開発
- 北海道日本海沿岸モデルによる内部波の挙動解析(その3)
- 北海道日本海沿岸モデルによる内部波の挙動解析
- 平成7年度春季シンポジウム 「藻場の機能と造成」報告
- 平成8年度秋季シンポジウム「沿岸開発と生態系保全 : 生物と港の関わり」
- 福井県玄達瀬における湧昇流調査 : 水質・生物分布特性について
- 海洋法新時代と海洋開発
- 4.4コリオリ水槽 : 4 新しい水槽(新しい水槽試験)
- 福井県玄達瀬における湧昇流調査 :流動特性について
- 海底礁による地形性湧昇流に関する研究-1-山口県汐巻礁における実態把握調査結果
- 福井県三方五湖の海水交換特性
- 内部波による湧昇流に関する研究
- 岬によるはく離渦の発生に関する研究
- 岬先端で剥離する渦の吸い込み速度 : 理論値と実験値の比較
- 中間浮子による衝撃緩和に関する研究
- 垂下式養殖施設に働く流体力に関する研究
- 人工魚礁の着底衝撃力に関する研究--水中落体の着底衝撃力の解析
- 海の環境と漁業
- 21世紀の海洋環境問題 (ECOSET′95〔海洋・河川における生態環境技術に関する国際会議〕特集) -- (ミティゲ-ション特別セッション)
- 海の生態環境をどうつくるか
- 鉛直密度噴流による水塊カ-テンの形成に関する研究