南極産紅藻Phyllophora antarctica A.et E.S.GEPPの光合成活性について(予報)
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概要
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東オングル島,昭和基地沿岸で採集された南極産紅藻Phyllophora antarctica A.et E.S.GEPPを用いて,「ふじ」船内でウィンクラー法によって光合成活性と照度・温度との関係を検討した.光合成量は純光合成量(みかけ光合成量)で求めた.光合成活性-照度曲線は,8,000lxまで照度が増すにつれ高い値を示した.光合成活性-温度曲線は,20℃付近で最高値を示した.しかし15℃と20℃の温度条件では,3日の間に葉体の脱色が進み,光合成活性も著しく低下することがわかった.
- 国立極地研究所の論文
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