風景シミュレ-ションから見た被写体の変形と落下水滴の視覚効果に関する一考察
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
既報においては物理理論に忠実な景観画像の作成方法について述べた.これはいわば写実派の画像作成方法と言うことができるが,画像の作成においてこれだけでは表現できない部分がある.それが物体の変形を用いた寓意の表現であり,落下水滴のような時間変化を伴う運動の表現である.本論文では両者ともまず絵画におけるそれらの表現についての検討を行い,次に画像処理を用いたシミュレーションを行ってみた.その結果変形も落下水滴も良好な画像の作成が可能で,心理分析等への応用が可能なことがわかった.
- 東京大学生産技術研究所第5部(大成建設) リモートセンシング,景観シミュレーション,東京大学生産技術研究所第5部 国土情報処理工学の論文
著者
関連論文
- 気象状態を再現できる景観シミュレーション理論の雨景・雪景解析への応用
- 特集3 : 研究解説 : 大気の状態を考慮した景観画像の作成
- 主に気象による景観の変化の再現を目的とした遠景シミュレーション
- 105 心象雨景のシミュレーションに関する一考察
- 風景シミュレ-ションから見た被写体の変形と落下水滴の視覚効果に関する一考察
- 大気の状態を考慮した遠景画像の作成例
- 山岳写真における視覚効果に関する一考察
- 山岳景観シミュレ-ション画像における解像力に関する一考察
- 山岳景観における陰影の視覚効果に関する基礎的研究
- 光学現象(青空)の画像化に関する一考察
- 景観シミュレ-ションに用いる消散係数の推定法に関する一考察
- 画像処理による水墨画景観の特性解析