スワップ構造可変DES型暗号に関する一考察
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概要
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Bihamとshamirによって提案された差分攻撃は、DES型暗号に対する強力な解読法である。この攻撃法はある特定の差分を持つ選択平文ペアに対して、そこから得られる暗号文ペア間にその差分の影響が残ることを利用して、最終段に入力される拡大鍵の一部を総当たりで求めるものである。またこの攻撃法から守るために差分攻撃に強い暗号の開発が続々となされている。差分攻撃に強い暗号として、暗号化関数f()を強くすることや、ダイナミック構造を持つ暗号の開発などがなされている。しかしダイナミック構造を持つものはDES暗号よりも強い暗号となっていないものもある。ダイナミック構造を持つものの一つとして中間値依存データ方式を[4]で提案したが、それほど強度が強くなっていなかった。そこで、別の構成法として、中間値依存データローテーション方式を提案し、その強度を評価する。文献[4]菊池,畑,中野,"構造可変型DES暗号に関する一考察" ISEC93-101
- 電子情報通信学会の論文
- 1994-09-26
著者
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