糖尿病足病変に対するフットケア担当看護師の持ち時間30 分
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概要
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糖尿病合併管理料の算定をきっかけに,2010 年11 月から糖尿病患者を中心としたフットケア外来を開設した.フットケア外来を効率的に運用することを検討したが,実際には30 分以上時間のかかるケースが多かった.また月1 回の受診時に行う30 分間のケアや指導だけでは対応困難なケースもあった.糖尿病足病変ハイリスク患者に対し適切なケアや指導を行わなければ,重篤な足病変や難治化につながる.フットケア担当看護師は,30 分間を直接的ケアについやすだけでなく,キーパーソンとしての自覚を持ち,30 分間側にいることで何が患者に必要かを適切に見極め,他職種の力を借りトータルで質の高いアプローチができるよう牽引していく必要がある.それを展開する上で糖尿病合併管理料だけでなく他の診療報酬が発生し,患者だけでなく病院にとっても還元されていく.
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