大島海峡における潮流エネルギーポテンシャルに関する研究
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概要
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潮流発電に関連して現地観測とFVCOMを用いた数値実験を行い,鹿児島県奄美大島の大島海峡における潮流の特性を調べた.これらの結果を基に大島海峡の待網岬沖で最大流速2m/sの潮流が発生していることを示した.また,待網岬沖の潮流エネルギーポテンシャルの日平均値は約170MWで,奄美大島全世帯数の約4割の1日消費電力量に相当することを明らかにした.
著者
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山城 徹
鹿児島大学工学部
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城本 一義
鹿児島大学工学部
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中川 智文
鹿児島大学大学院 理工学研究科海洋土木工学専攻
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國里 立紀
鹿児島大学大学院 理工学研究科海洋土木工学専攻
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加古 真一郎
鹿児島大学大学院 理工学研究科海洋土木工学専攻
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