中国と東アジアの産業間経済関係:二方向の「質的」I-O 分析の視点から
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概要
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本論では,質的I-O 分析の先行研究をサーベイした上で,新たに二方向の「質的」I-O 分析の手法を提示した.国際産業連関表における各国の中間投入構造と中間需要構造を同時に捉えることによって,各国の産業間の依存関係を可視的に示すことが主な目的である.実証分析の中で,1995 年と 2000 年のアジア国際産業連関表を用いてこの方法の応用を試み,中国と東アジア諸国の産業間の依存関係を可視的に示した.
- Pan Pacific Association of Input-Output Studiesの論文