interferon-γ(ビオガンマR)による治療中にCPKの上昇を認めたATLの1例
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概要
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菌状息肉症様のくすぶり型ATL(Adult T-cell lymphoma)の67歳男性に対しinterferon-y(ビオガンマR)による治療を試みたところCPK(creatin phosphokinase)の上昇をきたした.筋生検を施行し病理組織学的に検索したところ,血清カリウムの異常に伴うmyopathyであることか判明した.そこでinterferon-γ点滴静注直前直後の血清カリウムを測定したところ明らかな上昇を認めた.従ってCPKの上昇は間接的な意味でinterferon-γの副作用といえ本薬剤の使用にあたり注意を要すると考えられた.
- 公益社団法人 日本皮膚科学会の論文
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