二つの死滅モードが共存する場合の細胞損傷・死滅の数学モデルの提案:反応速度論的モデル化の適用
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概要
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生体熱工学の医療応用では、細胞や組織は、高温、低温、凍結、化学物質、乾燥など種々のストレスに曝され、損傷を受け死滅する。当該プロセスや機器の設計・最適化のためには、当該ストレスに対する細胞の生存率(死滅率)を予測するための数学的モデルが必要である。本報では、アポトーシスとネクローシスの2つの死滅モードが共存する場合の細胞の損傷・死滅に関して、反応速度論的定式化に基づいた数学モデルの提案を行う。さらに、細胞の損傷率や死滅率の時間依存性や損傷・死滅の反応速度定数依存性など関して、モデルの特性を明らかにする。
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社団法人 日本伝熱学会 | 論文
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