水溶液凍結時の冷却壁面上に形成される板状氷結晶群
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概要
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低濃度水溶液が過冷却状態を経て凍結する際,冷却壁面に沿って膜状の氷が成長した後に,冷却壁面に垂直または多少傾斜した板状結晶群が成長する.本研究では,水平冷却壁面に任意の結晶方向を持つ種結晶を付着することで凍結を開始させ,その後の膜状結晶と板状結晶の成長する様子を観察した.その結果,種結晶の基底面が冷却壁面に垂直又は平行である場合は全く異なる平板状結晶の配置となることを確認した.また,板状結晶の断面観察により,膜状結晶と板状結晶の結晶方向の関係を明らかにした.
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