ポリマー放出型船底防汚塗料の開発と性能評価:塗膜表面の流れのLDV計測
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概要
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海洋を推進する船舶において、海水と船体表面の摩擦抵抗は、船舶にかかる全抵抗の大きな割合を占めている。船底表面には防汚塗料が塗装されており、海水と塗膜表面の間で生じる摩擦抵抗を低減できれば非常に大きな省エネルギーに結びつく手段となる。そこで、この船底防汚塗料に水溶性ポリマーを混入して、船舶の運行時に塗膜表面からポリマーを微量溶出させることで、トムズ効果を発現させ摩擦抵抗を低減させる新たな船底塗料の開発を行っている。本研究では、ポリマー溶出による抵抗低減効果を有した試作塗料において塗膜表面近傍の流れをLDVによって解析した。
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社団法人 日本伝熱学会 | 論文
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