プラスチック用いた減圧沸騰多重効用型蒸留器の開発
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概要
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現在,世界では淡水資源不足が深刻化している.海水淡水化可能な大型プラント導入に向けた,安価且つ省エネルギーな淡水化装置の開発が求められている.そこで本研究ではプラスチックを用いた減圧沸騰蒸留器を開発し,装置の多段化による蒸留能力の検討を行った.その結果,収量は2段式から3段式で30 _%_,3段から4段式で9.8 _%_増加し,供給熱量に対する蒸留収量を表す蒸留成績係数COPDは2段式で2.02,3段式で2.88,4段式で3.38を記録した.実用化に際して、今後最適段数の検討が必要である.
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社団法人 日本伝熱学会 | 論文
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