過渡応答法によるディンプル面熱伝達率計測における壁内部三次元熱伝導補正
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
過渡応答法は,高温流体により加熱された壁面の温度変化から熱伝達率を計測する手法で,複雑な形状を有する面の熱伝達率分布計測に用いられている.過渡応答法では半無限物体表面上における非定常一次元熱伝導方程式の解析解を用い熱伝達率を推測するが,実際の壁内では三次元熱伝導が生じている.本研究では熱流体解析ソフトウェアFLUENTを用い,ディンプル面に熱伝達率分布を与え壁内部における三次元熱伝導を考慮して壁面温度を計算した.その結果から熱伝達率分布を補正する方法について検討したので報告する.
- 社団法人 日本伝熱学会の論文
社団法人 日本伝熱学会 | 論文
- 空冷ファンのP-Q 特性に関する筺体寸法および入口寸法の影響
- 基板自立型アルミ電解コンデンサの熱解析モデル
- 垂直チャネルモデル内の自然空冷に対するチャネル壁面間距離の最適値
- 相変化現象を伴う電子機器の熱解析への熱回路網法の応用
- 垂直チャネル電子機器モデル内の自然対流速度に対する壁面加熱条件の影響