近接場蛍光を用いたナノスケール温度センシング技術の開発:融着型近接場ファイバプローブによる蛍光寿命測定の高感度化
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概要
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本研究では,近接場光および蛍光発光の光学特性を用いた,高空間分解能を有する温度計測技術の開発を行っている.従来の近接場ファイバプローブでは,ファイバ自身の発する自家蛍光が蛍光測定における大きなノイズの原因であった.そこで,測定感度の向上を目的とした融着型近接場ファイバプローブを新たに作製した.蛍光発光特性の異なる二種類の量子ドットを用いた試料の表面形状,蛍光発光特性の同時計測ならびにマッピングを行い,融着型近接場ファイバプローブによる温度計測の妥当性を検証したので報告する.
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