ソーレー強制レイリー散乱法による3成分ポリマー溶液の物質拡散係数の測定:CAB/Styrene/MEK溶液の交差拡散現象の研究
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
ポリマーフィルムの成膜法にキャスト法があり,その成膜過程でフィルムの構造が形成される.構造制御を行うには,材料の多成分ポリマー溶液の拡散係数が必要となるが,その測定例は少ない.本研究では,ソーレー強制レイリー散乱法を用いて,2成分溶液で測定した相互拡散係数とCAB/Styrene/MEK溶液の測定で得られた濃度分布の減衰時定数から交差拡散係数の積を算出し,その値の大きさから交差拡散係数が3成分の拡散現象の解明に重要であると明らかにした.
- 社団法人 日本伝熱学会の論文
社団法人 日本伝熱学会 | 論文
- 空冷ファンのP-Q 特性に関する筺体寸法および入口寸法の影響
- 基板自立型アルミ電解コンデンサの熱解析モデル
- 垂直チャネルモデル内の自然空冷に対するチャネル壁面間距離の最適値
- 相変化現象を伴う電子機器の熱解析への熱回路網法の応用
- 垂直チャネル電子機器モデル内の自然対流速度に対する壁面加熱条件の影響