ループ型熱サイフォンの冷却特性に対する不凝縮ガスの影響
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概要
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真空配管内に封入した水の相変化を利用し冷却を行う,熱サイフォン冷却システムを実際の電子機器冷却へ適用する際の課題として,熱サイフォンの機密性確保がある。しかしヘリウムリークディテクターなどの測定限界などにより,熱サイフォンの完全な機密性の確認は困難であり,微量の非凝縮ガスの混入を想定した上で,十分な性能を確保しなければならない。本発表では,ループ型熱サイフォン冷却システムへ,強制的に微量の空気を混入させ,この空気量に対する,ループ型熱サイフォンの挙動を明らかにした。
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社団法人 日本伝熱学会 | 論文
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