帰還移民の人類学的研究に向けて:帰還および故郷概念の検討
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本国から移住先への一方向的な移動を中心に扱ってきた従来の移民研究に対し、本分科会は帰還という往還的な視点を導入し、議論の俎上に乗せようとする試みである。帰還という歴史的経験が現在に至るまでどのように生きられ解釈されてきたのか、その過程で故郷はどう意味づけられているのか。彼らの経験に基づいた帰還や故郷の概念を通文化的に検討することで、帰還移民に対する人類学的アプローチの理論的な視座を提供したい。
- 日本文化人類学会の論文
日本文化人類学会 | 論文
- 地震学・実践・ネットワーク : トルコにおける地震観測の人類学的観察(科学技術の人類学)
- 暗い未来に抗して : トルコ・イスタンブルにおける地震とコミュニティ
- 災害の人類学的研究に向けて
- 伊谷純一郎・米山俊直編著, 『アフリカ文化の研究』, アカデミア出版会, 1984 年, 800 頁, 15,000 円
- 民族學的構造論とその現代文化生活への適用