つくられた脆弱性:ツバル・フォンガファレ島における文理融合型研究の試み
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概要
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ツバル・フォンガファレ島において文理融合型研究を行った結果、土地の人為的な改変、居住地の拡張、居住者の増加によって、近年その景観が大きく変化しており、結果として地球温暖化による海面上昇に対して脆弱性が増大していることが明らかになった。今後は島が水没するという従来の短絡的かつ画一的な先入観を排し、住民の順応性、高い移動性、広い親族ネットワークを正当に評価した上で具体的対応策を案じる必要がある。
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