ザンジバルは植民地だったのか:アフリカ系オマーン人の帰還と歴史認識
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概要
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本発表は、本国の植民地化活動に伴い属領の東アフリカに移住したのち、脱植民地化の過程のなかで本国に帰還した入植型帰還移民、アフリカ系オマーン人にとっての帰還およびその後の実践に着目することで、彼らの歴史認識を明らかにすることを目的としている。東アフリカでのオマーン人の歴史を残す作業のなかで彼らが元移住先をどのように語っているのかをみたうえで、その認識を形成する歴史、社会的諸要因について考察する。
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- 伊谷純一郎・米山俊直編著, 『アフリカ文化の研究』, アカデミア出版会, 1984 年, 800 頁, 15,000 円
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