「索引」を利用したデータベースの効率的な検索:—各種データベースの索引の特徴を考慮した効率的な検索方法の検討—
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概要
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本研究では、データベースの「索引」に注目し、シソーラスを中心としたキーワード検索の手法につき文献データベース-(ケース1)と反応データベース-(ケース2)につき具体的テーマを用いて検討した。(ケース1)文献データベースとして、通常では検索し難い概念をなるべく網羅的かつ的確に収集する方法を検討した。具体的にはMEDLINE,CA等バイオ系データベースを用いて最近注目されている"Omics"関連文献を題材とした。各データベースでのキーワード付与、索引方法の違いを調べ、シソーラス構成の特徴をまとめた。これらを考慮しキーワード群を検討した。(ケース2)反応データベースであるCASREACTを用い、4種類の具体的反応の構造検索結果を基にキーワード付与状況と索引の関連性をCA索引も含めて比較し、収載基準、索引の特徴についてまとめた。尚、本研究は日本FARMDOC協議会(通称JFA)2008年度における索引研究会(キーワードグループ)の研究成果である。JFAでは製薬関連分野の各種情報調査、管理、利用に関する技術向上を目的とした活動を行っている。
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