ポリイミド光配向膜上の高配向F8T2 -電界効果トランジスタの特性
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概要
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高分子有機半導体として注目されているpoly(9,9-dioctylfluorene-co-bithiophene) (F8T2)は高温で液晶性を示すことから、熱的に安定な液晶用配向膜を用いて配向させることができる。我々は、アゾベンゼンを骨格構造に含むポリイミド(Azo-PI)光配向膜を用いて高配向F8T2 -電界効果トランジスタを作製した。平行配向素子、垂直配向素子共に、ヒステリシスがほとんどないノーマリーオフのp-チャンネル・トランジスタ動作を示し、飽和領域における電界効果移動度はそれぞれ、0.016 cm<SUP>2</SUP>V<SUP>-1</SUP>s<SUP>-1</SUP>, 0.002 cm<SUP>2</SUP>V<SUP>-1</SUP>s<SUP>-1</SUP> であった。
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