フルオロアルケニル側鎖を持つ液晶化合物の合成と物性
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
液晶化合物へのアルケニル側鎖の導入は、液晶物性を劇的に変化させることが知られている。また我々はこれまで液晶化合物の連結基としてCF=CF、CF2O、CF2CF2を開発し、フッ素原子の導入により物性が変化することを確認している。この二点に着目して、アルケニル側鎖にフッ素原子を導入する検討を行なった。我々は今回、トリフルオロビニル基[-(CH2)n-CF=CF2]やtrans-ジフルオロアルケニル基[-(CH2)n-CF=CF-R]を側鎖に持つ液晶化合物を合成し、物性・安定性を調査したので報告する。
- 日本液晶学会の論文
日本液晶学会 | 論文
- 3C12 2光子励起液晶フォトニックレーザーの特性(トピカルセッション-液晶物性計測の最前線-, 2005年日本液晶学会討論会)
- 3C07 液晶フォトニックレーザーの発振安定性(2004年日本液晶学会討論会)
- 3C13 キラルネマチック液晶における1光子および2光子励起レーザー発振(フォトニクス・光デバイス)
- 1A03 SHG干渉法による配向膜側鎖と液晶単分子層の評価
- 1A11 液晶の界面配向とプレチルト角の相関