液晶の界面配向に対するイオン液体混合効果と電場応答
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
我々はイオン性液体とサーモトロピック液晶を混合し、イオン液体のガラス基板への濡れ性の変化に伴うと見られる水平配向から垂直配向へと変化する現象を見出した。終状態の垂直配向状態において電場応答性やフレデリクス転移の閾値を調べたところ、垂直配向剤CYTOPを使用した液晶単体の場合と比べて、混合物では応答速度の向上(数ms)や閾値電場の低下が見られ、それぞれのアンカリングの機構が異なると考えられる。
- 日本液晶学会の論文
日本液晶学会 | 論文
- 3C12 2光子励起液晶フォトニックレーザーの特性(トピカルセッション-液晶物性計測の最前線-, 2005年日本液晶学会討論会)
- 3C07 液晶フォトニックレーザーの発振安定性(2004年日本液晶学会討論会)
- 3C13 キラルネマチック液晶における1光子および2光子励起レーザー発振(フォトニクス・光デバイス)
- 1A03 SHG干渉法による配向膜側鎖と液晶単分子層の評価
- 1A11 液晶の界面配向とプレチルト角の相関