ビナフチル誘導体が誘起するらせん構造
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概要
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ビナフチル基の2,2'-位にスペーサーを介し、アルキル鎖またはビフェニル基で架橋した化合物を合成した。合成したビナフチル誘導体をホスト液晶に添加し、キラルネマチック相に誘起されたらせんピッチとらせんの向きについて調べた。アルキル鎖の架橋の有無でらせんねじれ力(HTP)に違いは生じなかったが、らせんの向きは逆となった。一方、アルキル鎖で架橋した化合物とビフェニル基で架橋したものを比較すると、らせんの向きは同じだがビフェニル基で架橋したものはHTPが大きくなった。
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