高キャリア移動度を示す1,4,8,11,15,18,22,25-オクタアルキルフタロシアニン同族列のキャリア輸送特性
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概要
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カラムナー液晶性半導体の高キャリア移動度化にはカラム軸方向の分子の積層秩序が重要な因子と考えられている。しかしながら、1, 4, 8, 11, 15, 18, 22, 25位にオクチル基を有するフタロシアニンはヘキサゴナルディスオーダードカラムナー(Col<SUB>hd</SUB>)相においても10<SUP>-1</SUP> cm<SUP>2</SUP>/Vsの高キャリヤ移動度が報告されている。本発表では、Time-Of-Flight (TOF)法によりアルキル長鎖同族列のキャリア移動度を見積もった。Colhdにおいて10<SUP>-1</SUP> cm<SUP>2</SUP>/Vsオーダーのキャリヤ移動度を示し、ヘキシル誘導体は結晶相において1 cm<SUP>2</SUP>/Vsの移動度を示した。
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