コレステリックブルー相の発現温度範囲に対する金属ナノ粒子ドープ効果の相依存性
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概要
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コレステリックブルー相(BP)は高速な電気光学応答を示す一方で、欠陥を伴う三次元周期構造を形成するためにわずか数℃以下の温度範囲でしか発現しない。そこで本研究では、BPを示す液晶にスパッタリングを用いて金、銀、パラジウムの三種類の金属ナノ粒子を添加し、その発現温度範囲が受ける影響について検討を行った。その結果、BP Iに比べBP IIの発現温度範囲が主に拡大することが確認されたので報告する。
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