キラル二量体液晶のフェリ誘電性相発現に及ぼす分子構造の影響
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概要
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我々は様々のキラル二量体液晶を合成し、スペーサー長、末端鎖、液晶形成基の違いが液晶相の相転移挙動に及ぼす効果について調べた。フェニルピリミジンをコアに持つすべてのオリゴマーは広い温度範囲でフェリ誘電性相を発現した。スペーサー長を変化させると顕著な奇偶効果がみられた。さらに、2-phenyl-5-alkoxypyrimidineコアを持つキラルオリゴマーは、等方相から直接フェリ誘電性相に転移した。
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