UV重合性液晶高分子膜の有機TFTゲート絶縁膜への応用
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
有機材料を用いたTFTはフレキシブル性、印刷プロセスの点で優れた特徴を持つ。しかし移動度が低く、ヒステリシスといった素子が不安定な動作をする弱点が残されている。そこで我々は、TFTの構成要素であるゲート絶縁体に紫外線による重合性液晶高分子材料を適用した。これは液晶性の高誘電率、膜上の有機半導体分子の配向制御の2つの可能性を持ち、駆動電圧の低減及び結晶性の向上が期待できる。今回は作製した絶縁膜及びTFTの電気的評価特性の結果を報告する。
- 日本液晶学会の論文
日本液晶学会 | 論文
- 3C12 2光子励起液晶フォトニックレーザーの特性(トピカルセッション-液晶物性計測の最前線-, 2005年日本液晶学会討論会)
- 3C07 液晶フォトニックレーザーの発振安定性(2004年日本液晶学会討論会)
- 3C13 キラルネマチック液晶における1光子および2光子励起レーザー発振(フォトニクス・光デバイス)
- 1A03 SHG干渉法による配向膜側鎖と液晶単分子層の評価
- 1A11 液晶の界面配向とプレチルト角の相関