UV架橋による主鎖型高分子液晶を用いた液晶エラストマーの合成とその性質
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概要
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主鎖型高分子液晶を含むポリマーネットワークは液晶性と高分子性が直接カップリングするため高性能な機能発現が期待され、例えば、等方相-液晶相転移において300%程度の伸縮が報告されている。一方、Bibenzoateをメソゲン基とする主鎖型高分子液晶のBB-nは、ある温度範囲でサーモトロピック液晶を形成し、それらがスメクチック相を呈することが知られている(nはBibenzoate基間を結ぶアルキル鎖の炭素数を表す)。本研究では、BB-4*(2Me)/6をUV架橋することにより液晶相を有するポリマーネットワークを合成するとともに、得られた試料の自発的な変形挙動の観察を試みた。
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