アキラル棒状エステル分子液晶における自然分掌
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概要
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バナナ型分子における自然分掌はよく知られているが、エステル結合をもつ棒状液晶系においても秩序の高いスメクチック相で自然分掌が起きることを発見した。測定は主に円偏光二色性(CD)を用いて行った。フリースタンディング膜でもCDが観測されることから界面の影響ではないことを確認した。また、振動円二色性(VCD)測定により、エステル基由来の特徴的なVCD信号を確認し、計算との比較を行った。
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