ポリイミド光配向膜を用いて作製した偏光有機EL素子
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概要
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ポリフルオレン(PFO)からの発光は高分子主鎖に沿って偏光しているので、高配向PFO層を発光層とすることによって偏光発光素子を作製することができる。PFOは高温で液晶性を示すので、適当な配向膜上にPFO薄膜を形成し、熱処理を施すことによって容易に高配向な層が得られる。我々は、配向膜として厚さ2.8 nmの極薄ポリイミド光配向膜を用いることによって、波長459 nmで偏光比29を示す偏光有機EL素子を作製することに成功した。
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