有機金属錯体のディスコティック液晶(93): ドナー・アクセプター複合型ディスコティック液晶の合成とその配向性
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概要
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我々はドナー性とアクセプター性両方の性質を示し、さらに液晶性を示す化合物の合成を目的としている。前回、フタロシアニン(Pc)系ディスコティック液晶にフラーレンを導入した、ドナー・アクセプター複合型ディスコティック液晶を報告した。しかし、フラーレンにPcが1つ、2つ、3つ付加した物が同時に合成されるという問題点があった。そこで今回、新規な合成方法を開発することにより、目的物を非常に高収率で合成することに成功した。さらに、新規物質はカラムナー液晶性を示し、ホメオトロピック配向を形成することが確認された。
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