(1-シクロヘキセニル)フェニルジアゼン骨格を有する新規フォトクロミック液晶
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
(1-シクロヘキセニル)フェニルジアゼン(CPD)はアゾベンゼンと同様にtrans-cis光異性化特性を有する。この化合物は、アゾベンゼンと構造は類似しているが、片側の環は方向性が無く、平面性が失われているので、アゾベンゼンと異なる集合特性を有すると期待される。本研究ではCPDに液晶性を付与した4-シアノ[(4-ペンチル) –1-シクロヘキセニル)]フェニルジアゼン(5CPDCN)を提案・評価した。5CPDCN は316nmにπ-π*吸収帯に帰属される波長をもち、ネマチック液晶相を発現した。
- 日本液晶学会の論文
日本液晶学会 | 論文
- 3C12 2光子励起液晶フォトニックレーザーの特性(トピカルセッション-液晶物性計測の最前線-, 2005年日本液晶学会討論会)
- 3C07 液晶フォトニックレーザーの発振安定性(2004年日本液晶学会討論会)
- 3C13 キラルネマチック液晶における1光子および2光子励起レーザー発振(フォトニクス・光デバイス)
- 1A03 SHG干渉法による配向膜側鎖と液晶単分子層の評価
- 1A11 液晶の界面配向とプレチルト角の相関