ポリフルオレンβ相配向膜の光物性
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概要
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青色発光高分子ポリフルオレンのβ相配向膜の作製技術を開発し、その光学特性を調べた。ポリフルオレン結晶相配向膜からβ相配向膜を作製する手法を確立した。β相配向膜の偏光発光スペクトルの強度比は30であり、結晶相配向膜と同等の値であった。一方、発光量子効率は結晶相からβ相に転移することで44 %から67 %へと改善した。以上よりβ相配向膜を用いることで、ポリフルオレンを発光層とする偏光発光ダイオードの特性改善が期待される。
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