単層稠密PDCLC素子の反射特性に及ぼすセルパラメータの影響
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概要
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コレステリック液晶をゼラチンバインダ中に単層稠密に分散したPDLC素子において、液晶ドロップの形状と粒径が選択反射特性に及ぼす影響を調べた。その結果、ドロップ形状が多角形になるほど明状態の反射率は高く、暗状態の反射率は低くなることがわかった。また、選択反射強度は10μm径で飽和することがわかった。ドロップ形状による鉛直方向の反射効率と、粒径による表示面内の反射寄与率がそれぞれ反射特性に有意な影響を及ぼすことが示唆された。
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