剛体斥力的分子モデルによる液晶シミュレーション
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
分子の形状が変化せず,分子間相互作用として斥力のみを考慮した分子モデルのことを,剛体斥力的分子モデルと呼んでいる.冠球円柱の形をした剛体斥力的分子モデルの系ではスメクチックA相が現れることが報告されている.一軸性の冠球円柱を表すのに,オイラー角は必要でないが,敢えてオイラー角を用いることで,緩和過程において,スメクチックの層に対し配向ベクトルが傾く構造が現れることを確認したので,その傾き構造を中心に報告する.
- 日本液晶学会の論文
日本液晶学会 | 論文
- 3C12 2光子励起液晶フォトニックレーザーの特性(トピカルセッション-液晶物性計測の最前線-, 2005年日本液晶学会討論会)
- 3C07 液晶フォトニックレーザーの発振安定性(2004年日本液晶学会討論会)
- 3C13 キラルネマチック液晶における1光子および2光子励起レーザー発振(フォトニクス・光デバイス)
- 1A03 SHG干渉法による配向膜側鎖と液晶単分子層の評価
- 1A11 液晶の界面配向とプレチルト角の相関