キラル部位を有するアゾベンゼン液晶高分子の選択反射波長変化
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概要
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光により異性化するアゾベンゼンモノマーとコレステリック相を示すコレステリル基を有するモノマーとから構成される共重合体を合成した。DSC測定およびX線解析から共重合体はコレステリック相を示すことが明らかとなった。厚み20 μmのフィルムを作製したところ,120 °Cから170 °Cにおいてらせん構造に由来する構造色が観察された。また,光照射や温度変化によって選択反射波長が変化することがわかった。
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