名古屋市中心地における空閑地緑化による都市熱環境緩和効果
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
都市熱環境を緩和するため、自然的な土地被覆とりわけ樹木や草地などの植生によって緑化することが進められている。街全体を効率的に緑化していくには、人工的な被覆を自然的な被覆にできるだけ変えていくことが重要である。現在、2020年を境に、人口が減少し、住宅や社会インフラ施設などが減ることが考えられ、将来的に空閑地が多く発生することが考えられる。そのため、このような非効率な土地利用を活用し、緑化を進めていくことによって、熱環境緩和だけではなく、ゆとりある新たな空間を創出することが可能となる。そのため、本研究では、GISデータや衛星画像を併用することによって、この空閑地を緑化した場合の熱環境緩和効果を推計する。これによって、都市のヒートアイランド現象の緩和だけでなく、住環境の整備にも役立つと考えられる。
- 公益社団法人 日本都市計画学会の論文
公益社団法人 日本都市計画学会 | 論文
- Maximal Covering Location Model for Doctor-Helicopter Systems with Two Types of Coverage Criteria
- 神奈川県高座丘陵における放棄された谷戸の水路の水質変動について
- 地域防災計画支援システム構築を通した地域防災計画の策定プロセスの提案:千葉県市川市での試み
- アジアの開発途上国における都市コミュニティ開発活動の実態と展望に関する一考察:バンコクのコミュニティ組織協議会の事例を通して
- マザーレイク21 計画(琵琶湖総合保全整備計画)における河川流域単位の試み