マザーレイク21 計画(琵琶湖総合保全整備計画)における河川流域単位の試み
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概要
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大都市圏縁辺部としての琵琶湖集水域では、急速な都市化や琵琶湖総合開発(1972-1997 年)をはじめとする地域開発に伴って、土地利用改変が進み、琵琶湖の水質は悪化した。このような背景を受けて、琵琶湖総合開発計画の終了と同時に、滋賀県では琵琶湖と集水域とを一体として保全することの必要性が強く認識されるようになった。そこで2000 年3 月から、琵琶湖総合保全整備計画(マザーレイク21 計画)が開始された。この計画の目的は、水質保全、水源涵養及び自然的環境・景観保全のための各種施策を長期的な視野のもとに推進することにより、琵琶湖を21 世紀の湖沼保全のモデルとすることにある。そこで本稿では、滋賀県におけるマザーレイク21 計画の流域単位の環境保全のための試みを紹介する。
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