アジアの開発途上国における都市コミュニティ開発活動の実態と展望に関する一考察:バンコクのコミュニティ組織協議会の事例を通して
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概要
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本事例報告は2008年に開始したバンコクのコミュニティ組織協議会へ参加登録を行った活動体の種類、目的、拠点場所を分析する事で、これまで把握しきれなかったインフォーマルな活動体をも含めた現在のコミュニティ開発活動の実態を明らかにしようと試みたものである。分析の結果、(1)8割以上がインフォーマルな活動体であったこと、(2)これまで中心的役割を果たしていたスラムコミュニティではなく、公社住宅コミュニティや郊外コミュニティの参加率が高かったこと、(3)特に郊外地区においてこれまでコミュニティ開発事業に参加してこなかった中間層が居住する分譲住宅コミュニティの参加が、新たな実態として明らかとなった。
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公益社団法人 日本都市計画学会 | 論文
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