在日韓国・朝鮮人集住地区における近隣商店街の変容に関する研究:-大阪市M商店街1995年調査との比較分析から-
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概要
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本研究は1994年に行った在日韓国・朝鮮人集住地区におけるM通り商店街の変容を追跡調査したものである。商店の業態と商店建物の変容を1994年時点のものと比較して分析を行った。11年を経て撤退した商店と新たに転入してきた商店の特徴を分析したところ、以下のような知見を得た。廃業した多くの商店が日本人商店主であった。転入してきた多くの商店が韓国系の商店であった。撤去された商店は日本人の木造住宅であったが、新たに建て替えられた建物は韓国系のものが多かった。これらにより、M通り商店街ではこの11年間で「日本人商店の退場」が進んでいるものと思われる。
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公益社団法人 日本都市計画学会 | 論文
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