生態的ネットワークの拠点としての工場緑化提案
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概要
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兵庫県尼崎臨海地域において、生態的ネットワーク構築を目指し、小規模工場緑化の提案を行った。生態的ネットワークはマクロスケール、メソスケール、ミクロスケールの3つのスケールに分けて把握した。マクロスケールにおいては、六甲山系と新たに臨海部に設置される尼崎の森中央緑地が武庫川河川敷の樹木群によって、ネットワークを形成しうることがわかった。メソスケールにおいては、武庫川河川敷から中央緑地の間に位置する小規模工場地域で緑地が欠落していることが明らかになった。現存する小規模工場の敷地を対象に、限られた空間において如何に生態的ネットワークの拠点となる緑地を創り出すか、具体的な緑化計画を作成した。
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公益社団法人 日本都市計画学会 | 論文
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