衛星データを用いた鳥類のための生態的ネットワーク構築手法の試み
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概要
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兵庫県西宮市の都市域において、衛星データの分析に基づく生態的ネットワークの構築手法を提案した。目標とする生物としては、樹林を生息地とする鳥類とした。用いた衛星データは、2003年6月撮影のSPOT4号のデータであった。衛星データから植生指数 (NDVI) を算出し、緑被地を抽出した。さらに、空中写真と現地踏査により、高木によって構成される緑被地を抜き出した。この結果を基に、保全・再生・創造の3つの視点から生態的ネットワーク計画図を作成した。その結果、対象地北西部に核となる樹林地が存在し、その周辺と武庫川沿いには、ある程度樹林地のネットワークが存在すること、南東部には緑被率が非常に低いことが明らかになった。
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公益社団法人 日本都市計画学会 | 論文
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